柳町観光振興プロジェクト

上田城築城と同時期に商人の城下町として誕生し、江戸時代には北国街道の宿場町として栄えた柳町を舞台に、観光客を受け入れる体制づくりを行うプロジェクト。

明治時代後期に上田駅の登場によって商業の中心地が変化し、戦後の昭和時代には光を失った柳町が、平成13年から、有志によって柳町に残された街並みを保存するための取り組みが行われました。住人の強い想いが旧宿場町の面影を残す町並みの復活を実現しました。

同時期に進み始めた上田市の観光誘致の取り組みによって盛り上がりを見せ、平成28年には大河ドラマ「真田丸」の放送による影響で観光客が急上昇。柳町においても同じ状況が起きたこともあり、街並みだけでなく、商業的なコンテンツも活用した観光化への意欲を持ちはじめました。

上田城単体での集客に限界を感じ始めた上田市の観光において、2017年より旅行業界の求めるサービスと観光客誘客を検討する柳町のマッチングが実現し、団体ツアーバスの受け入れ態勢を整える動きが始まりました。

受け入れをスタートした2018年は、年間700台のバス誘致に成功。綿密な計画と、現場での細かな修正対応などを積み重ね、一歩ずつ観光地としての認知度を上げています。

活動

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