上田の土と水と光に育まれた、恵みの果実のさらなる未来を。
りんごの品種ではなく、産地を特定するブランディングによって地域色を出すことで、地元市民による特産品としての再認識を促すこと、そして、県外への効果的なPRを行うと同時に、りんご農家の技術力向上及び果樹の品質向上を目指してスタートしたプロジェクト。

産地ブランドを確立するご当地りんご
真田の郷・信州上田で育まれた
赤備えの果実「真田REDアップル」
2016年、大河ドラマ「真田丸」が放送され全国が真田ブームに染まるなか、上田産のご当地林檎「真田REDアップル」という産地重視のブランド商品が誕生。
上田産りんごの品質の高さをPRしていくための取り組みとして、JA信州うえだ青年部に所属する若手りんご農家を中心に取り組みが始まりました。
上田城東虎口櫓門をオリジナルの箱を制作し、厳選されたりんごが封入され、大河ドラマの影響で上田を訪れた多くの観光客に販売されました。

地域連携型6次産業化

「真田REDアップルパイ」プロジェクト
2017年より、 農商工連携による地域連携型6次産業化をテーマとした「上田ブランドプロモーション事業」を推進する上田商工会議所がプロジェクトに参画。
特産品である「りんご」を活用した上田地域を象徴する名物の開発を行うことにより、果実としてだけでなく、様々な形で市場対応や生産量のアップを図ることを目指した取り組みへと進化。
第1弾として、「真田REDアップルパイ」という統一名称によるブランディング化をテーマに、地元の菓子店による商品化を実現。
果実としてだけでなく、市場に合わせた商品化を実現させると同時に、観光資源としての活用による地域ブランドとしての認知度向上を図ります。
商品開発調査及び販路開拓
商談会・展示会への出展
2018年2月より、東京ギフト・ショーを活用した新商品開発における調査事業をスタートしました。
真田REDアップルパイプロジェクトのスタートを機に、市場における アップルパイの反応確認及び商品開発への要望等を調査するため、毎年秋と春に東京ビックサイトで行われている「東京ギフト・ショー」にて、日本商工会議所が取りまとめる「feel NIPPON グルメ&ダイニングスタイルショー」のブースを活用し、商品開発における市場調査及び販路の開拓も行っています。
市場の反応や商品化への期待などを調査し、望まれている商品形態を先に把握することで販路開拓までの効率的な商品開発を目指しています。

真田REDアップル商品展開へ

「真田REDアップル」を活用したギフト商品
アップルパイの商品開発をきっかけに、果実以外のりんご関連ギフトの需要度の高さを感じたことで、「加工したりんごのギフト」を追求しながら、新たな商品の開発と販路開拓にも着手。
王道であるジュース(果汁)やりんごジャムなどにおけるギフトとしての可能性など、既存商品のブランディングの見直しなどを行い、デザインやコンセプトを1から検討し、産地ブランドを強みとした販路開拓をスタート。
